『未来が不安なあなたへ贈る言葉』


明るい未来が来るとは思えず不安になる。
未来が信じられなくて怖い。
未来が不安で死にたくなる。

パンデミックによって世界は混乱した。
政治家とマスコミは「恐怖心」をかきたてるように連日「不安」を煽る。

人に会えないことで孤立感が高まる。
家に閉じこもることで孤独感が強まる。

仕事を失った人もいる。
収入が減った人もいる。
就職がダメになった人もいる。

毎日が息苦しく感じる。
終息の見えないパンデミック。
パンデミックは、感染症そのものよりも、個人の生活と精神を蝕んだ。

コロナはインフルエンザのようにこれから先ずっと続くかもしれない・・・。
そんな生活を想像するとやりきれない気持ちになる。

政治は明るい未来の材料を示してはくれない。

理由もなく不安という引力に引かれていってしまう。
不安はいつの間にか「恐怖」に変わる。
恐怖は不幸を連れてくる。

不安は不幸という名の迷宮。
迷い込んだら抜け出すことが難しい。
もがいても抗っても抜け出せない。

不安が恐怖心となり、失望の闇に包まれる。
失望は生きる力を奪っていく。
そして、生きることよりも「死」を考えるようになる。
生きる辛さから逃げるために死んで楽になりたいと思うようになる。

それでも伝えたい。
あなたには明るい未来が訪れる。
明るい未来が来るか、暗い未来となるかは、あなたの心が決めているからだ。

不安には明確な論理がない。
不安には確実な証拠がない。
不安を作り出している正体は、あなたの心。

他人と比べるのをやめてください。
身の丈に合わない欲を捨ててください。
自分を否定することをやめてください。
欠点ばかり見つめることをやめてください。
失敗ばかりを数えることをやめてください。
実態のない影におびえないでください。

本当は、あなたの目の前には明るい未来がある。
本当は、不安を作り出しているのはあなた自身。
本当は、明るい未来を描く力があなたにはある。

だから、求めてください明るい未来を。
信じてください、明るい未来を。
描いてください、生きたいと思う未来を。

人生は結果ではなく、“過程”にこそ幸福の姿があります。

明るい未来を信じて生きる姿こそ幸福な時間なのです。
望む結果がでないから不幸だと考えると、あなたは永遠に幸福になれません。

なにを信じればいいのか、誰を信じればいいのか、ではなく、あなた自身の心の力を信じてください。

不安の正体は、求めすぎているあなたの心にあります。
不安の正体は、実態のない影におびえるあなたの心にあります。
不安の正体は、すぐそこにある幸福、ささいな感謝を忘れ去ったあなたの心にあります。

気がついてください。
あなたを支える多くの存在があることに。
気がついてください。
あなたは明るい未来も、不幸な未来もどちらでも描く力があることに。

悪いことではなく、良きことに反応してください。
不安の種を探すのではなく、希望の種を育ててください。
希望を捨てるのではなく、希望を描いてください。

不安の種を探そうと思えばいくらでも見つかります。
しかし、希望の種はいくつでも植えることができます。
あなたの中にある希望の種を誰も奪えません。
せっかく植えた希望の芽が枯れてしまっても、あなたの心には無限に希望の種が存在しています。
希望の種がなくなったら、あなたの心の中を探してください。
希望の芽が枯れたなら、希望の種をまた植えてください。

花が咲かないこと、実がならないことを嘆くよりも、花を咲かせようと育てることに喜びを見出し、いつかくる収穫の時期のために育てることの中に喜びを感じてください。

小さな希望の種をまいてください。
小さな希望を毎日育ててください。
あなたには、“明るい未来を描く力”があることを信じてください。
さすれば、あなたはいつしか光ある人生を生きていることに気がつくでしょう。

あなたが不安という闇から脱し、希望ある日々を送ることを願っています。

つばさ

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