『突然旅立った友人へ贈る言葉』

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僕の唯一の友人が、あの世へ旅立ちました。

ある日、突然、逝ってしまった。
僕に何も言わずに、逝ってしまった。

あなたは僕に「死ぬな」と言った。
「生きていれば良いことがある」と言った。
「飯を食え!」と言った。

そんなあなたが、どうして突然死んでしまうんだ!!
バカ野郎~!

まだ、死ぬには早いだろう!
大切な家族であるクロちゃん(犬)がいるだろう。

あのとき、僕は死のうとした。
あなたが、あのときいなければ、僕は死んでいた。
死のうとした僕が生きているのに、どうして僕に「生きろ」と言ったあなたが先に死ぬんだ!

あなたから受けた恩はまだ返していないのに・・・。

僕は受けた恩は忘れません。
あの世で恩は返します。

あなたは、頑固で意地っ張りな人でした。
プライドが高くて、決して弱みを見せない人でした。
日本に住んでいるのに、日本の伝統が嫌いな人でした。
武闘派で、ケンカっ早い人でした。

だけど、面倒見のいいひとでした。
教師をしていたからなのか、教えることが好きなひとでした。
犬を愛するひとでした。
いつも強気なひとでした。
ビジネスでの成功を夢見ていたひとでした。

そして、僕の唯一の友人でした。
僕を絶望の闇から救ってくれたひとでした。
僕の命を救ってくれたひとでした。
だから、心より、あなたのご冥福をお祈りします。

あなたがいなければ、僕はいま、生きていません。
なのに・・・
なのに・・・
どうして先に死ぬんだよ!!

また、俺を独りぼっちにさせやがって、バカヤロー!

僕にできることは、毎日、あなたのために祈ることです。
あなたからもらった命が尽きるまで生きることです。
あなたのことは、心の中にそっとしまって忘れません。

また、逢えるよね?
きっとあなたとは過去世でも友人だったと思うから。
来世も友人としてともに過ごすことができることを願います。
僕が旅立つときには迎えに来てください。

追伸

ハッピーの寿命が終ったら、僕もそちらへいきます。
それまで待っていてください。

つばさ

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